ブルゴーニュの伝説の醸造家”アンリ・ジャイエ”氏の愛弟子であり、コート・ド・ニュイにおけるモダンなワイン造りの先駆者です。
1956年に生まれ22歳のときに父アンドレ氏から1.5ヘクタールの畑とドメーヌを引き継ぎワインを造り始めました。
現在ではコート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、シャブリと合計25ヘクタールの畑を持つまでのドメーヌに成長しました。
赤のイメージが先行しているシャルロパンですが、2007年からはシャブリもリリースしています。
現在はフィリップの息子、ヤン・シャルロパンが白ワインを担当し、親子でドメーヌを営んでいます。
シャルロパンのモットーはあくまでも自然なワイン造りです。
ブドウの栽培には除草剤と化学肥料は使わずに、殺虫剤の代りにフェロモンカプセルを用いるリュット・レ ゾネを取り入れています。
葡萄の樹齢は極めて高く、エシェゾーは樹齢70年にも及びます。
若いうちは樽香が強く感じられるのですが熟成を経てワインのアロマと溶け込み、洗練された奥行きのある味わいに変化していきます。
果実味とアロマに溢れ、精妙なフィネスを備えた確固たるシャルロパンのスタイルはブルゴーニュの最高峰の一つといえます。
「アンリ・ジャイエ氏の愛弟子」ということが知れ渡っているため、常に高い人気を誇り、なかなか見つけることが難しいレアなワインです。
アンリ・ジャイエ氏の愛弟子であった当初、ワイン造りの途中でアンリ・ジャイエ氏のアドバイスを常に聞きながらワインを造っていましたが、
いつしかアドバイスを聞かずに出来上がったワインをただ持っていくようになったのです。
そのワインを飲んだアンリ・ジャイエ氏に「まさに私が言いたかったように造っているな」と言わせてしまうほどの実力を身につけるようになりました。
そのため、ワイン造りにおいては師であるジャイエの思想が強く見られます。
フィリップ・シャルロパン・パリゾが製造しているワイン
・ボンヌ・マール
・シャンベルタン
・シャルム・シャンベルタン
・モレ・サン・ドニ
・クロ・ド・ヴージョ
・エシェゾー
・マジ・シャンベルタン