2006年にイギリスの権威ある有名なワイン雑誌の「デキャンター」が組んだ「Best Value Burgundy」という特集で、専門家たちの間から第3位という高評価を得たのが、ヴァンサン・ジラルダンでした。
現在のオーナーのヴァンサン氏は、1982年に父親からサントネにあるドメーヌを引き継ぎ、ワイン造りを開始しました。
その後、1992年からはネゴシアンとしてブドウを買い付け始め、ネゴシアンワインも販売を始めます。
ネゴシアンワインは果汁ではなく、ブドウから買い付けます。
買い付け後に行う選別作業で、特に厳しい基準を設けていることが、ヴァンサン・ジラルダンのネゴシアンワインの品質の高さにつながっています。
ヴァンサン・ジラルダンの製造者のワインの造りの考え方や造り方に関してこだわりを持っています。
畑はなるべく手を加え、醸造はできるだけ自然に行い、農薬は使わずに畑を深く掘ります。
すべてのブドウは年間通して厳格で正しい畑での仕事に重視しており、選定と選別を行います。
畑でも作業にもこだわりをもっており、ブドウにストレスを感じさせないように、土をやわらかくし土中の微生物を活性化させていたり、1本の樹に8房以上付けないようにしたりとさまざまなこだわりを持っています。
ですが、2012年に跡継ぎと健康上の理由から、ボーヌのネゴシアンに会社を売却してしまった。
だがそのこだわりは守られているため今も品質は変わりません。
ヴァンサン・ジラルダンで製造されているワイン
・シャンベルタン
・シャルム・シャンベルタン
・クロ・ド・ラ・ロッシュ
・エシェゾー
・マジ・シャンベルタン
・バタール・モンラッシェ
・ヴィアンヴニュ・バタール・モンラッシェ
・ボンヌ・マール
・ロマネ・サンヴィヴァン
・ムルソー・ペリエール