メルローのみで作られ、その原酒は全て新樽に入れて熟成されます。
また畑の面積が小さいことから生産量がとても少なく、年間600ケースのみとなっています。
畑の面積が2haしかないことからもその生産量の少なさはうなづけます。メルローが92％、フランが8％で構成されています。
その実力と相成って、その稀少さから価格が高騰したと言われています。

オーナーであるジャック・ティエンポン氏の卓越したマネジメントと醸造技術で生産開始から10年程で世界的ワインになっていきました。
ボルドーのシャトーのうちでもほんの一部しか実行していない、「新品のオーク樽の中でマロラクティック発酵を行う製法」は燻したような香りを生み出す。
これはとても手間の掛かる製法で、常に樽を監視する必要があるために多くの労働力を必要とし、他のシャトーではなかなか採用されない方法で基本的には生産量があまり多くないシャトーでないと運営が難しくなります。

ただこの工程を経ているために、他のワインにはないルパン独特の個性がボトルの中に閉じ込められると言われています。
（サン・テミリオンでも採用されている方法となっています。）熟成期間は15～18ヶ月で清澄は行われていますが、ボトリングの際の濾過は行われていません。

【シャトー・ル・パン】

フランス・ボルドーのポムロール地区にあるシャトーで1981年から生産を始めた若いシャトーでガレージワインの先駆けとも言われています。
ただその実力は他の並み居る名門ワインにも引けをとらず価格が高騰していったことからも世界中に認められており、シンデレラワインとして称賛されています。

ポムロール丘陵の位置するこの土地は砂利質で鉄分が豊富な地質で知られていて、この地質は生育条件などもルパンの熱狂的な人気を支えて一員となっているそうです。
コンディションのいいヴィンテージを入手しようとすると特別なルートがないと実現不可能とまで言われているワインなのでめぐり合えたときには、入手する価値は十分あるかと思われます。

ロバート・パーカー氏からも絶賛されましたが、億万長者でもないと手に入れられない偉大なワインだともいっています。酸が弱く、ブドウが完熟しているため
一部では熟成に耐えられない、早く飲んだほうがいいと言われていますが18年から20年は持ち堪えるという報告が上がってきています。

シャトー・ル・パンをお持ちの方、売却を考えられている方、
現在、高価買取キャンペーン中です。是非お売りください。