DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社)のロマネ・コンティの北に位置するピノ・ノワール種のブドウ畑から年間1100ケースしか生産されないワインとなっています。
ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレは18世紀末期頃からワインの生産を開始。
先代のときから徐々に規模が大きくなっていき、現在のヴァンサン・モンジャール氏で大きな飛躍を遂げネゴシアンのような規模になりつつあります。
23ものアペラシオンのワインを所有し、総面積は30ha。
男性的でコクのある味わいで、透明感がある淡い色のワインではありますが、エレガントさや芳醇な香りをもっており、エシェゾーより複雑な味が特徴です。
テロワールの個性をしっかりと活かしながら伝統的な要素をうまく取り入れたブルゴーニュの王道ワインと言われており、その味わいから「深い森を散策する夢見がちな貴族」と形容されるワインです。
マット・クレイマー氏はこのグラン・エシェゾーのことを「極めて濃密なワインで楽しい変わり玉のキャンディを思わせ強くて深い、いろいろな風味を持っている。中心部のやわらかななところに来たかと思うと、更に濃い別の味わいが中核にあることに気付く。
そういう点ではグラン・エシェゾーはリシュブール、ロマネ、ラターシュに似ている」と評しています。
【グラン・エシェゾー】
ヴィラージュは40hl/ha、グラン・クリュは30hl/haの収穫で意図的に収穫量を減らし(樹齢が40~68年のものから収穫)全て手摘みで収穫されています。
全て除梗し、マセラシオン・ア・フロアで色素やエキス、タンニンの抽出を行います。
オーク樽に関しては全てヴァンサン氏が森を切り開き、そこで取れたオークを使用しているというこだわり様。
その中から厳選されたオークが18ヶ月の乾燥期間を経て熟成樽になっていきます。
ここまで細部にまでこだわっているのは珍しいと言えます。
18~22ヶ月の熟成期間を経て瓶詰めされていきます。
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