このシャトーでまず印象的なのが、目を引く黄色と金色エチケットです。
とても印象的なので一度観たら強烈に印象に残るボトルであり、その実力からも昔から今日に至るまで多くのワイン愛好家の皆さんに愛されてきたシャトーです。
サン・ジュリアンの中で2級格付けされているものがあるのですが、その筆頭ともいえるのがこのデュクリュー・ボーカイユです。
サン・ジュリアン・ベイシュヴェルに位置し、粒の大きい砂利が粘土質の地層を覆っている地層構造になっており、日当たりも良好なため、ブドウを栽培していく環境としては申し分のないテロワールを持ち合わせています。
ジロンド川の近くにあり、畑にある砂利は「美しい石」と言われています。
(メドックでは川に近い畑には優秀なテロワールを持った畑が多いとされています。)
醸造家のエミール・ペイノー教授の指導があり、繊細且つしなやかで長熟成も兼ね備えたワインを造ることに成功しています。
カベルネ・ソーヴィニヨンをふんだんに使用しているため濃い色でフルーティー、エレガンスな香りを持ち合わせています。
豊かなフィネス、エレガントさ、品格を持ち合わせたバランスの取れたワインに仕上がっています。
熟成には最低10年、このワインの本当の姿を味わうためには20~30年の熟成期間が必要になってきます。
最近アメリカで主流になりつつある、重厚で力強さが強調されたワインとは対照的に、飲んだ後の余韻にすがすがしさを感じられるフランスワインの伝統的な部分を大切に守り続けているデュクリュ・ボーカイユ。
最良のブドウを区画ごとに丹念に選果し、各区画からできた最高のワインのみが瓶詰めされるストイックなまでの製造工程が、デュクリュ=ボーカイユが得た国内外に渡る幅広い需要、信頼を支えています。
区画ごとに管理してワインを製造していくことはとても手間がかかりますが、良いワインを生産するためにということでデュクリュ・ボーカイユがこだわりを強く持っている部分意なります。
徹底的に管理されたワインをブレンドして品質の高いワインが生産されていきます。
シャトー・デュクリュ・ボーカイユをお持ちでしたら、ワインクエストにて買取いたします。