カベルネ・フランが「フィネス」をメルローやプティ・ヴェルドが「柔軟性のある厚みと力強さ」を感じさせてくれるワインになっています。
ピション・ラランドは1855年にメドック格付け2級を獲得してから人気は衰えず、時代の先端を走りつづけてきたシャトーです。
その輝きが更に大きなものになったのは1978年以降になってからで、そこからはラフィット、ラトゥール、ムートンと同等に扱われるようになってきました。

色が暗く、滑らかで、加えてしなやかで果実味があり、若いうちから飲み心地良く飲むことができるフルーティなワインになっています。
メルローの配合比率の高さからシャトー・パルメとともにメドックでは認識されています。
上記の魅力に加え、ピション・ラランドのワインは10～20年掛けて熟成されていくタンニンや深さ、豊かさも同時に味わえる
ことが特徴で、このためファンが多い人気のワインとなっています。

シャトー・ピション・ロングヴィルコンテス・ド・ラランドは1980年にワインの醸造設備と発酵室、88年に熟成させるためのセラーとテイスティングルーム、90年にシャトーが改修されました。
観光地として人気を博しているシャトーになっています。ポイヤックとサン・ジュリアンにまたがっているため両者の特徴を持ったものが造られますが、サン・ジュリアンの性質のほうが顕著に現れるためよく、比喩表現でよく使われます。

温度を管理できる機能がついてステンレス製のタンクで18～24日間発酵とマセレーションを行い、樽内で18～20ヶ月熟成していきます。
3ヶ月に一度、澱引きをして清澄をしていきますが、濾過はしないものになっています。

セカンドワインとしてレゼルブ・ド・ラ・コンテスというものもあり、このヴィンテージはどれもまろやかでシャトー・ピション・ロングヴィルコンテス・ド・ラランドを彷彿とさせる味わいになっています。
熟成により、タンニンのしなやかさが増したシャトー・ピション・ロングヴィルコンテス・ド・ラランドのヴィンテージでは持ち合わせる女性的な一面から女性へのプレゼントや記念日に贈るワインとして人気があります。

シャトー・ピション・ロングヴィルコンテス・ド・ラランドもワインクエストにて買取いたします。